ジュース屋さんは朝が早い
きったり、むいたり、しぼったり
世代を超えて誰もがワクワクする「サーカス」をテーマに、音楽ライブやマルシェ、ショップやフードコート、遊びのボランティアなど多様なアソビで構成される「新町・アワザサーカス」が新阿波座公園と新町北公園で開催された。
周辺はマンションや店舗、新しく移り住んだ人や昔ながらの人が混在する西区の人気地域。
両公園共、平日は子供の遊び場や、休憩の場所として活用されているが、この日は大人も子供も両方楽しめるサーカスに。
新阿波座公園と新町北公園は決して珍しくはない、大阪のどこにでもあるサイズのコンパクトな公園だが、その広すぎない程よい窮屈がサーカス感を演出し、普段は交流する機会をなかなか持てない住民同士がこのイベントで楽しみながら交わりを持ち始めた。
この「新町・アワザサーカス」は、町会、行政、デザイナー、大学、お店、働く人、住んでいる人など地域のみんなで創った「これからの公園」の利用方法。新たなコミュニケーションの可能性の場として、未来の公園のカタチに今後にも期待したい。
会場では、たくさんのショップやフードコートが並ぶ中、アーティストの方のアート展やコラボした傘などもありました。他にもヨガやけん玉ができたり、歯の無料検診をされているところも。お子様も一緒に参加できるライブペイントなどもあり、ステージでは学生達のライブ、アーティストの方やピエロのショーがあったりと、まさにサーカスでした。
イベントが開催された辺りは西六(さいろく)と呼ばれ、古くから繁栄していた地域でした。西六とは、西区の行政区画のうち六番目に該当する事に由来します。西六は昔あった立売堀川(立売堀の南の一部)・西長堀川(長堀通)・西横堀川(阪神高速高架下)と今も残る木津川に囲まれた地域です。その西六の町会の方々もイベントに協力され、地域一丸となって盛り上げられていました。
阿波座今昔写真展
ライブペイント
文・写真/ハイカラ不動産